Green Power 2012 - KPMGグローバル・リニューアブル・エネルギーM&Aに関する調査 

本調査は、再生可能エネルギーセクターにおける全世界的なM&Aの動向についての洞察を得ることを目的に、2008年からKPMGが毎年行っている調査です。5年目となる今回の調査では、世界各国で再生エネルギーに従事する企業、規制当局、金融機関等から500名の上級幹部を対象に調査を行うと共に11名の幹部の方たちには直接インタビューを行い、再生可能エネルギー業界を取り巻くM&Aの環境と今後の傾向について分析しました。

 

主な調査結果

 

  • 2011年、グローバルベースでの再生可能エネルギーM&Aは591件、金額ベースで512億ドルに上り、2010年の431件を大きく上回った。
  • 2012年第1四半期にはさらに150件(90億ドル)が公表されているが、これは前年度同時期から僅かな増加である。
  • 2011年、アジア諸国の投資家によるアジア域外の再生可能エネルギーに対する投資は9件(21億ドル)で、2010年から50%増加している。これと平仄を合わせる様に、調査回答者の40%超が新たな投資家や買い手は中国から出てくると考えている。また、調査回答者の4分の1は、日本から出てくると考えている。
  • 米国は再生可能エネルギーM&Aにおいては魅力的な市場でありつづけ、調査回答者の46%超が今後18カ月以内に米国への投資を計画していると回答した。
  • 2011年第四四半期の再生可能エネルギー案件に対するプロジェクトファイナンスは33.4億ドルで、直近過去三年の同時期の平均値を13%下回った。
  • 再生可能エネルギーによる発電コストは2011年も大幅に下がり続けており、業界では、「グリッド・パリティ」については、「一体、達成されるのか?」といった論調から、「いつ達成されるのか?」といった論調に変わってきた。
  • 調査回答者の70%が再生可能エネルギープロジェクトへの投資のための負債資金獲得は12カ月前よりも難しくなったと回答している。しかし、多くの回答者(85%)は今後5年間、堅調に推移するだろうと予測している。

 

ダウンロード (日本語版)

 

Green Power 2012: The KPMG Renewable Energy M&A Report (日本語版 / PDF 3.4 MB)