日本

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  • タイプ: 解説
  • 日付: 2011/09/27

グロスアップ計算 

エクスパッツは、社宅や水道光熱費等さまざまな経済的利益を受けますが、これら経済的利益を含めた日本での課税所得について、日本で発生する個人の所得税・住民税、社会保険料などの負担義務を負わず、企業側が税金や社会保険料相当額を手当として支払うケースが多く見られます。

この税金等の手当は、毎月の源泉所得税や社会保険料の対象になりますので、その税金等の手当相当分を課税支給額として総支給額に加えたうえで源泉所得税等を計算する必要があります。しかし、税金等の手当を総支給額に加算することにより課税対象額が増えますので、手当加算前に計算した源泉所得税や社会保険料は、手当加算後の総支給額に対し整合性を失います。したがって、総支給額と源泉所得税等が整合性を保つまで反復計算をかけ、最終的な源泉所得税や社会保険料を算出する必要があります。

一般に、この計算方法を総支給額(グロス)が増えていくことに因んで、グロスアップ計算と呼んでいます。

グロスアップ計算の計算イメージ

※便宜上、所得税率を支給額の20%としています。

グロスアップ計算の計算イメージ
 

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