飲食料品業界観測調査:成長方策への投資計画 

本KPMG調査「Food and Beverage Industry Outlook Survey」は、飲食料品業に従事する103人の経営幹部および上級経営陣の視点ならびに洞察を提供するものです。現在の業況、成長・投資分野、経済回復促進・阻害要素に対する調査参加者の回答を、2011年第2四半期に実施した同様の調査結果と比較しています。

 

おもな調査結果
2012年の調査によると、飲食料品企業はバランスシート上に多額の現金を保有しており、成長に向けて新製品、吸収合併、技術(クラウド・コンピューティングおよびデータ解析等)への資本支出を増加させる傾向にあるようです。成長への投資を行う一方、経営幹部は費用および効率性にも引き続き注目しており、これまで以上にタレント・マネジメントや法令遵守に焦点を当てていく意向を示しています。また価格問題、原材料費および人件費、消費者マインドの低下等が、引き続き企業の成長阻害課題となることも示唆しています。

 

今回の調査結果ポイント: 

  • 調査対象経営幹部の半数以上が「昨年比収益が増加した」と回答しており、うち72%は今年も増収を見込んでいると答えています。そして60%超は、来年の業界成長率を1~5%と予想しています。
  • さらに53%が来年に向け、米国における従業員数の増加を検討。一方、31%は従業員数が景気低迷前のレベルに戻ることはないと考えています。
  • 回答者は米国経済の完全回復は2014年~2015年度もしくはそれ以降と予測しています。ただし2011年の調査実施時には、経済回復時期を2013年~2014年度末と予測しており、回復予想時期が先送りになっている事も示唆されています。
  • 調査対象経営幹部の68%が、自社のバランスシート上に多額の現金を保有しており、大多数が今後18ヶ月間以内に投資を予定していると回答しています。
  • 重要投資分野はテクノロジーで、36%が来年度の最優先投資分野に掲げています。うち多くが、データ解析やクラウド・コンピューティング等のテクノロジーによるコスト削減、顧客およびサプライヤーとの連携強化、製品化に要する時間短縮、といった効果を得られると考えています。
  • 既存顧客の維持および新規顧客の獲得、中核および新規市場でのシェア拡大、製品革新が、重要な成長ドライバーであると見ています。
  • 昨年の調査時に比べ、タレント・マネジメントや人材確保に向けた活動を重要視しており、特に報酬面や研修面に注力しているという回答が顕著です。

 

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Food and Beverage Industry Outlook Survey (PDF / 534 KB)